クールナレッジ(Cool knowledge) 中国語はどんな言葉? 1

中国語はどんな言葉? 2

2009August24

中国語の熟語は2字連語が大半で、日本語に多い3文字連語はあまり多くありません。2音節なので意味が理解しやすく、音のすわりが良いという特徴があります。

動詞は英語と異なり、現在・過去・未来のいずれを表す場合でも、語そのものは変化しません。文章中の副詞を変化させることにより、現在形になったり、過去形になったりします。また、動詞の前後にくる語によって、文章が過去形になったり、未来形になったりするので、語順を覚えることが大切です。

中国語は文法上の特徴として、中国独自の文法、英語と同様のもの、日本語とよく似たものと大きく3種類に分けることが出来ます。私たち日本人は日本語が出来るわけですから、あとは英語が理解出来ると、中国語は比較的吸収し易いと思われます。
最後に、中国語を習得する上で基本的な事柄をまとめておきます。

  • 1.発音の種類が多いので基本発音とその特徴をしっかり掴む。
  • 2.ピンイン(ローマ字表記)の読み方や書き方を憶える。ただし、英語的発音ではないものも多いので注意が必要。
  • 3.単語毎の声調の変化(1~4声)を理解する。
  • 4.現在・過去・未来など時を表す場合、英語のように語や語句を変化させる必要がない。
  • 5.中国語特有の語「了、的、得、在、着、到」などの基礎的な使い方の理解。
  • 6.形容詞や副詞などが文の先頭にきて、あたかも主語の様な役目を果たすことがある。
  • 7.同じ語や語句を連語にして使うことがある。
  • 8.漢字は日本語と同じものもあるが、省略された文字である簡体字が大半である。
  • 9.語や語句は日本語の発音に近いものもある。
  • 10.日本語と同じ意味を持つが、語句の前後が入れ替わるものがある。

現在日本の小~大学までの教育カリキュラムには、中国語の基礎教育が含まれていないので、中国語に対して英語のような親しみはあまりないと思います。しかし、数時間も練習すれば、簡単な表現ぐらいは充分身につけることが出来るようになります。更に練習を積み重ねていけば、ある意味英語よりも親しみやすい言語であると感じるようになるかも知れません。
中国語には奥深いものがあり、理解できるようになった時の喜びは、それを体験した人のみが味わえる醍醐味のようなものです。